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【書籍紹介】言ってはいけない 残酷すぎる真実

📚言ってはいけない 残酷すぎる真実📚

は、橘玲(たちばなあきら)さんの大ベストセラーの書籍です。

読み進めるうちに、少しずつ気持ちが落ちていく本です。しかし真実を認めたうえでしか本当の幸せは築けないという著者の思いから書かれました。本を執筆するにあたって周囲から反対されたそうです。努力が好きな日本人にはまだまだ受け入れられにくいようですね。

この本は、人間は遺伝によってほとんどすべてのことが決まっているという残酷な真実に基づいて書かれています。さまざまな研究、検証、統計データによって導き出された真実です。実はこの考え方は海外では一般的なようです。

子供の外見が親に似るのは、ほとんどの人が納得する事実でしょうが、性格・知能・才能・精神疾患・依存症・犯罪なども遺伝する確率が高いと言われたら、、、。実は、そんな要素もほとんどが決まっていると書かれています。

一度突き落とされますが、「その人の努力ではどうにもならないことがあるという残酷な真実」は、その後に何かホッとする気持ちも呼び起こします。

日本ではいろいろな社会問題や個人の問題について、「本人の努力が足りない、育った環境が悪い」という評価を押し付けがちですが、それが本人が努力したところでどうしようもないことであるとしたら、、、。

誰もがどんな困難でも努力で乗り越えられるわけではないのだ、としたら、、、。

 

続編の 📚もっと言ってはいけない📚

では、後半で少し光がさしてきます。ほとんどのことが決まっているとしても伸びしろが残っている部分もある。その部分を伸ばすことによってより快適に生きていくことができるかもしれない、と書かれています。

 

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【二冊を読んでみた感想】

全部が遺伝で決まっているという前提に立つと、絶望するというよりも「こんな自分はいったいどのように生きていけば良いのだろう、どんな環境に身を置けばより楽しく充実した人生を送れるだろう」と意外に前向きな気持ちになれます。自分のありのままを受け入れられる。

他人を責めたり自分を責める時間が必要なくなり、いっきに解決策に集中して取りかかれる。そのほうが効率的です。

他人の恵まれた資質についても、すべてが本人の努力ではないと知れば、羨んだりすることも減るでしょう。他人と比べることもなくなり、もっと自分に向き合えます。

「自分のここがこうだからもっと努力しないといけない」とか、「どうして自分はこうなんだ」という焦りや責める気持ちが消え、素の自分に肯定感がもてます。きっとそのほうが毎日楽しいと思います。

残酷な真実は、実際は自分にとって、とても優しい真実かもしれません。

 

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星の夢 – hoshinoyume –