占星術

恋愛相性はココをみるべき!重要アスペクト12選

恋愛においてお互いの金星と火星がどのようなアスペクトをとっているかは重要だといわれます。しかしそれだけで男女の相性は判断できません。実際にはそれだけでは現実的な関係をつくることができないことも多くあり、ほかの要素が大きな効力を発揮する場合も多くあるからです。

金星火星はあくまでも恋愛においてフィーリングがあうか、男女のときめき感があるかという要素であり、そこしかなければいきなり惹かれあったとしてもワンナイトラヴで終わってしまうような関係になることもあります。

金星火星の組み合わせだけでなく、ほかのいろいろなアスペクトも含め総合的に判断しましょう。今回は相性を判断するときにまずチェックするとよい主要なものを12個あげてみます。

リリス・ジュノー・ベスタなどの小惑星や、アングルなどの感受点へのアスペクトが相性に大きく影響する場合ももちろん多くありますが、今回は主要な個人天体をメインにしています。

スポンサーリンク

太陽と月

互いの太陽と月がどういうアスペクトをとっているかは、人間関係の基本の判断要素でもあります。ソフトであれハードであれ太陽と月が何らかのアスペクトをとっていればお互いに意識する相手であり縁の強い人です

コンジャンクションは夫婦の相性といわれます。教科書通りであれば太陽が男性側であるのが望ましいそうですが、男性側が月であっても男性が女性より年下であるとか、何らかの理由で立場的に下であれば(同じ会社にいて女性側が上司とか)スムーズな関係になるといわれます。

しかし昨今、共稼ぎ夫婦が多くなり家事や子育ても夫婦で協力するというのが主流の考えになりつつあります。男性側が主夫の役割を担うご夫婦がいたり、妻になって母になっても自分の仕事はあきらめないという女性も増えています。夫婦の関係性にも新しい形、様々な形があってよいと思いますので、どちら側が太陽or月ということにこだわるのはナンセンスだと私は思っています。

基本的に月は太陽の公の顔に寄り添っていける、相手を受け入れやすい関係です。太陽に対して尊敬の念が湧きやすいので夫婦でない関係でもうまくいきやすいです。

トラインやセクスタイルのようなソフトアスペクトであれば、まずは人間同士としての意思の疎通はうまくいくでしょう。第一段階はクリアできたという感じです。

ハードでもオポジションの場合は、男女はかなり強く惹かれあいます。相手は自分の真正面にいる個性です。非常に意識しやすく存在感がお互いの中で大きくなります。

この場合も太陽側が男性であるのが望ましいといわれます。こちらも夫婦に多いアスペクトですが、オポジションの場合は長く関係が続いてくると、お互いの感性や趣向の違いが見えてきて、一緒にいるのがしんどくなる場合もあります。

問題はスクエアの場合。横にいるでもなく、真正面から向き合うでもない、斜から様子を伺っている状態です。意識することにかわりはありませんが、関係はなかなかスムーズにはいきません。

男女であっても相手をライバル視してしまったり、お互いのテンポやタイミングも合わないので、親密になるきっかけも出来にくい。男女でなくても、この人間関係は親密にはなりにくいでしょう。

例えば、こんな場合もあります。

・男性の太陽と女性の月はトラインだが、男性の月と女性の太陽はスクエア

・男性の太陽と女性の月にはアスペクトがなく、男性の月と女性の太陽はオポジション

この場合は、2組のアスペクトを合わせて総合的に判断します。

理想はお互いの太陽と月が2組のソフトアスペクトで結びついている関係(コンジャンクションも含む)ですが、1組のアスペクトが成立している場合も十分効果はあります。

一番避けたいのは、お互いの太陽と月が2組のスクエアを形成している場合でしょう。まったくウマの合わない二人のはずです。

スポンサーリンク

月と月

月と月がコンジャンクション、セクスタイル、トラインであれば関係は良くなります。月はその人の内面や感性、ありのままの素の部分を表しています。ここがスムーズであればお互いに無理をせずに二人の時間を過ごすことができます。

以前記事にも書きましたが、特にコンジャンクションであれば、相手のことを自分の事のように理解でき、思いやることができます。自分にとって安心感のある大切な人物です。それは相手にとっても同じことです。男女の関係というよりは、家族・身内というような親近感のほうが強くなります。感性や趣向が同じなので、共に生活していくにあたってはスムーズにいく相性です。

月と月のコンジャンクションの相性についての記事はこちら

ハードでもオポジションであれば、引きあいや縁も強くてとっても仲良くなります。たまに相手が理解できないこともありますが、自分と違った個性でも基本的にお互いを尊重することができます。違う個性のぶつかり合いによる刺激があり、思いのほか楽しい関係です。

問題はスクエア。お互いに気にはなりますが、どうしても相手の感性や考えを理解し尊重することが難しい相手です。最初から一定の距離を置いたほうがいい相手でしょう。

スポンサーリンク

金星と火星

恋愛、男女関係を見るときの、ザ・王道!です。

金星火星はどのようなアスペクトであれ、男女の関係にはあればあっただけ良いです。一番の理想は男性の火星と女性の金星のコンジャンクションで、恋愛においては最も望ましい組み合わせです。

またオポジションは惹き合いが、最も強く起こります。スクエアでさえ、お互いに刺激を与え合う関係です。ただアクシデントが起こりやすい面があります。

実際のカップルのシナストリーを見ると、ハードであれソフトであれ金星と火星のアスペクトが形成されている二人はホントに多いです。

恋愛関係になりやすい天体の組み合わせとしては非常に大きな要素ではありますが、関係の持続性や安定性について考えると、このアスペクトだけでは片手落ちです。

しかし男女の関係におけるこの組み合わせは、相手に対するときめきや

お互いの金星火星の両方に何かしらのアスペクトがあるのが理想ですが、一組だけの成立でも男女関係には十分効果が出ます。

スポンサーリンク

太陽と金星

太陽と金星がコンジャンクションであれば、どちらが男性or女性に関わらず、お互いに好感をもちます。どちらかといえば金星が太陽に憧れ、強く惹かれ、積極的に関わろうとします。そして太陽もそれを快く受け入れることができます。二人が関わることで、双方に愛情が湧きやすいアスペクトです。

ソフトアスペクト(60度・120度)であっても、最初からお互い相手に好感を抱きます。気が合い、二人でいると楽しいので、どんどん親密になっていきます。この場合も金星側が太陽に対してより強い愛情を感じ積極的に関わっていきますが、結果的に双方に強い愛情が生まれます。60度より120度の方がこの傾向は強いです。

スクエアは注意が必要です。金星は太陽に惹かれてはいるのですが、好意の示し方がぎこちなくなったり、天邪鬼な態度をとってしまったりとスムーズにいきにくくなります。太陽もそんな金星にどう対処すればいいのか困惑します。しかしお互いに非常に気になる相手であることに間違いはありません。

オポジションの場合もスクエアと同様に、はじめは交流がスムーズにいきにくくなります。金星は感情が強すぎて、どうしても態度がぎこちなくなります。そんな金星を太陽は気になって仕方がありません。それもお互いに強く惹かれているが故なのですが。お互いが相手を受け入れられるようになればスムーズにいくでしょう。

スポンサーリンク

金星と月

金星と月のアスペクトは、二人が優しく、やわらかい、洗練された思いやりと愛情の関係を育くむ可能性を示すアスペクトです。ソフトであってもハードであっても同様です。とても美しいアスペクトですから、愛情関係にある二人の間には必ずあってほしいものの一つです。

金星・月のシナストリーについての詳しい内容はこちらをご覧ください。

スポンサーリンク

金星と金星

金星と金星がソフトアスペクトであれば、感性や美意識があうので男女の相性も良くなります。

特に男性と女性の金星同士がコンジャンクションの場合は、男性側は理性を抑えるのが厳しくなるほど、女性に惚れ込む可能性が高くなります。男性の中にある理想の女性像とぴったりの相手が、男性の金星と同じ位置に金星を持つ女性だからです。(同じサイン同士というだけでも多少効果があります)

金星火星よりももっと根源的な深い感情を男性にもたらす、強い縁です。たとえ深い関係にならなくても、その男性にとってはいつまでも忘れられない女性になるでしょう。

今まで見てきたケースでは、女性の場合は相手の男性への好感はもちますが、惚れ込んでしまうといったことがないケースが多く、男性は明らかに好きで好きで仕方がないといった様子が多いです。

女性は自分の金星とコンジャンクションの位置に金星を持つ男性と付き合えば、ずっと大事にしてもらえるかもしれませんね。

スポンサーリンク

金星と冥王星

金星と冥王星のつながりは、金星と火星の関係性よりも、もっと濃密で欲情に動かされるような、ある意味で強烈な恋愛をあらわします。つねに一体感を求め、相手のすべてを支配したくなるような気持ちをお互いに引き起こします。

アスペクトがソフトであれハードであれ、金星火星同様に男女の惹き合いは非常に強くなりますが、ハードであればその気持ちが強い嫉妬心や怨恨にまで達して、ドロドロとした関係になってしまうことにもなりかねません。

別れたくても別れられないといった関係や、お互いを束縛しあう関係も見られます。

しかし、金星と冥王星が絡む関係の二人には、そんな愛情関係さえも実は求めていたもの、喜びであるのかもしれません。相手との関係の中で、自分はこんなにも激しい感情を内に秘めていたのだと気づかされるような、そんな事態を二人にもたらします。

金星側が冥王星にロックオンされる、引き寄せられる、逆らえない、離れられないという感じです。

このアスペクトも、カップルには非常に多くみられます。

金星火星の恋愛感情は情熱的ではありますが、どちらかといえばスッキリしてわかりやすい感じ。かたや金星と冥王星の恋愛感情は心身両面で常にしっかりと相手とつながっていたいといったような粘着質の感情です。濃密な関係の男女です。

スポンサーリンク

金星と木星

金星と木星がアスペクトをとる場合は、ソフトアスペクトが良いでしょう。ハードであれば、木星は金星を甘やかしてしまう相手になりかねません。

いつも一緒にいることで傲慢さを助長してしまったり、楽な状態に胡坐をかいているのを当たり前と感じさせてしまう人がハードで絡む木星です。よって金星の人間的な成長には必ずしもプラスにはならない。でも経済的・物質的な恩恵を与えてくれる人でしょう。

ソフトであれば木星は金星のもつポジティブな面をより増幅させ大きくすることに貢献してくれるでしょう。女性にはうれしい効果がたくさん得られます。

特にコンジャンクションの場合、木星は金星が本来もっている美しさや富、高級感や贅沢といったような、現実的で資本主義的なわかりやすい幸せを大きく拡張し増やしてくれます。

また公明正大でおおらかで人当たりの良い木星は、金星を和ませ、癒し、ホットさせてくれます。刺激的で情熱的なときめく恋愛ではないかもしれませんが、自分の金星に木星を乗せてくる相手からは、自分が気が付いていなくてもあらゆる恩恵を受けていることでしょう。

よって、一緒にいる時間が長くなればなるほど金星は木星の大切さに気付き、絆が深くなります。

しかしこのアスペクトだけで恋愛がスタートするのは、なかなか難しいかもしれません。そういう相手であることに気づくには長い時間が必要です。恋愛関係になった人との間にこのアスペクトを発見した時には、喜びましょう。

女性はこのような関係性の男性とともにいることで、客観的な幸せ、誰にでもわかる幸せという面において恵まれていける可能性が非常に高くなります。

スポンサーリンク

火星と火星

火星同士のアスペクトでは、精神面というよりはフィジカル面での相性がわかります。恋愛においてはハードアスペクトであっても刺激があるので二人の関係を盛り上げる要素の一つになります。

コンジャンクションの場合がセックスの相性は一番良いでしょう。

コンジャンクション>オポジション>スクエア>トライン>セクスタイル

これは男女の関係において根本的な部分をあらわすシナストリーですし、ここだけで繋がっているカップルも世の中には案外多くいるかもしれません。

しかしこのアスペクトはあくまでも二次的要素であり、あっていればいいかな、というレベルのものであると私は思っています。

あまり重要視しなくていいんじゃないかと思います。

スポンサーリンク

太陽と土星

この2天体のつながりは、規律や秩序や堅実さを与えて人生自体をより良い方向に導いてくれる関係なのか、もしくは重さや束縛を感じ窮屈に感じる関係なのかに分かれます。

土星は太陽に対してある一定の縛りを課しますが、それが人間的な成長をもたらしたり、社会で生きていくために必要な秩序を身につけさせたりと太陽の成長に貢献する天体です。

ソフトのほうが太陽は土星の影響をストレスを感じずに受け入れられるので楽だと思います。

恋愛において重要なのは、土星は関係の持続性をあらわすということです。良きにつけ悪きにつけ個人天体に土星が絡んでくると、その関係は長く続きやすいです。

よって夫婦に多いアスペクトでもあります。

スポンサーリンク

太陽と木星

自分の太陽にコンジャンクションやソフトアスペクトで絡んでくる木星をもっている相手は、経済的・社会的にいろいろな恩恵を与えてくれる、自分にとってのラッキーパーソンです。

コンジャンクションであれば、その意味は一番強くなります。

ハード(スクエア・オポジション)であっても木星は太陽に好意的ではありますが、いかんせん太陽を甘やかしすぎるきらいがあります。太陽はラクが出来て楽しいのかもしれませんが。

この関係性も恋愛にとっては二次的なものですが、あればそれだけともに過ごす時間が有意義になるでしょう。

スポンサーリンク

ドラゴンヘッドと個人天体

主に太陽と月をみますが、金星とドラゴンヘッドがコンジャンクションでも金星側はヘッドに強い魅力を感じて惚れ込みやすい傾向です。

ドラゴンヘッドと太陽や月がコンジャンクションであれば非常に御縁のある関係です。意図していなくても、いろいろな偶然が起こってつながりが自然にできていき仲良くなります。縁を結ぶことに運命の後押しがある関係です。

ご夫婦にも多くみられるシナストリーです。両方のドラゴンヘッドに両方の個人天体がコンジャンクションしている例もざらにあります。どちらか一方にあっても、影響は大きいです。

ドラゴンテイルと違って、これからの未来に向かって発展性のある関係を築ける相手です。

ドラゴンヘッドは、その天体の守備範囲の事象に対して応援し援助します。太陽なら自己実現、社会的な発展、自己成長など。月であれば内面の充実、心の支え、自信の獲得など。

自分の太陽や月にドラゴンヘッドを重ねてくる人は縁も深いし、つながりも強く、自分の人生にとって非常に重要な人物になる可能性の高い相手です。

しかし、実際はドラゴンテイルとライツ(太陽・月)が絡む恋愛関係もとても多いです。

スポンサーリンク

まとめ

恋愛の相性をみる時に、かならずチェックしたい天体×天体シナストリーを12選あげました。しかし小惑星の中にも恋愛の象意が強いものもありますし、アングルでの繫がりも強い縁をあらわすので、相性に関係するものはまだまだたくさんあります。ですがこの12選をチエックすれば、二人の関係がどのようなものか、どのような結びつきなのかの大枠はわかると思います。

占うことで、相手とどんなに相性が良いとわかっても、現実的な関係がなければそれを活かすことはできません。人間関係をより豊かなものにするために、占いにのめり込むのではなく、たまにチェックしてみる程度で使っていくというのがいいかなぁと思います。

スポンサーリンク
星の夢 – hoshinoyume –