シナストリー（二人のホロスコープを重ねて導く相性）において、二人の太陽と木星が何らかの形で絡むということには、どのような意味があるのでしょうか
太陽と木星の合
合(コンジャンクション)とは、太陽と木星が重なっている状態です。この場合、太陽は木星から恩恵を受けます。いろいろなことがスムーズに展開するようになり、私生活や仕事が順調に回るようになります。経済的にも上向いてきます。
一緒にいることで精神的にも安定感や安らぎを感じられ、自分が伸び伸びとできる解放感も感じることができます。
自分の太陽に木星を乗せてくる人は、自分にとっての幸運の女神のような存在です。
木星側も、自分の自然な振る舞いが太陽に良い影響を与えるので、義務感や責任を感じることなく居心地よくいられます。
このアスペクトがあるからと言って、お互いのすべての感情面がうまく運ぶという訳ではありませんが、経済的な面、社会生活の面では良い影響をもたらすので、ともに歩む二人には、望ましいアスペクトです。
木星は増長・拡大をもたらす星なので、ともすると太陽のわがままさや傲慢さを引き出してしまうかもしれません。
太陽と木星のソフトアスペクト
合ほど強くはありませんが、意味合いはほぼ同じです。
影響がソフトに出るので、合よりは良い面がスムーズに出やすいです。
太陽と木星のハードアスペクト
木星が太陽に過剰に働きかけてしまうので、いろいろな意味で与えすぎる関係になりやすい。甘やかす、わがままの増長。太陽は楽ができるので、気をつけないと太陽の成長・向上を妨げてしまう。木星はバランスをとって太陽に接していくことが大切です。