月と月の合
相性の上で月と月の合は非常に望ましいと思います。感情面、心理面でこれほど結びつきの強い関係性は他のアスペクトにはないと思います。
月はその人の素の部分、感受性、無意識をつかさどるので、月と月が合ということは、本質的な部分がぴったり合うということです。
言葉にしなくても気持ちが通じ合う、相手の感情を手に取るように理解できるのです。
そこに色っぽい要素が加味されるかは、他のアスペクト(金星や火星)によってきますが、基本的な根本が合うので、どのような関係性でも非常に居心地が良い関係になります。
この合は、致し方ない出来事に阻まれなければ、自分たちから関係を断つといった決断には全く至らないくらいに長続きする関係でしょう。とても縁が深い関係だと思います。(ほかの天体が絡んでくると、また違ってきますが…)
大好きな人とこんなシナストリーだとホントにうれしいですね。
知り合いで、月と月が合の関係の方たちがいました。そのお一人は相手のことを「嫌だとか一切思ったことがない」と言っていました。婚姻関係ではないし友達の関係ですがネガティブな感情を抱いたことがないと。男女です。色っぽいことも何もありませんが、純粋に相手を慕っている感じです。
どんな時でも相手に何か起これば、勝手に体が動く、助けることに躊躇がない感じに、なるほどと思いました。
月と月の合は、肉親レベルの絆の深さをお互いに感じているように思います。
月と月のソフトアスペクト
合と同じく、意思の疎通がスムーズで、相手の感情が手に取るようにわかります。「ウマが合う関係」です。長時間付き合っていても無理がありません。
月と月がハードアスペクト
スクエアだと感性が合わないことは自覚していますが、なぜかお互いの存在が気になります。自分と異質な相手に興味がわくこともありますが、仲良くなるには至らないことが多いです。根っこの部分で分かり合えない関係です。
オポジションの場合は、感性や物の考え方が全く違う二人ですが、相手を尊重しながら適度な距離感を保って付き合うことが出来れば、個と個の交流がお互いに有益になる、刺激的な関係を築くことができます。しかし手放しで意見があったり感性が合うということではありません。