占星術

過去から持ち越した縁 太陽テイルの合の相性とは

前回の記事↓

個人において太陽テイルの合が意味すること
色々な情報を見ると、太陽テイルの合についてはあまり芳しくないことばかり書いてあり...

 

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ある男女二人のシナストリー

外側の青い部分は男性側、内側の赤い部分は女性側。

ノード軸が重なっているけれど、ヘッドとテイルが互い違いに合になっています。

男性の太陽に女性のテイルが合。テイル側が太陽側の考えや成功を無意識に否定しがちな相性。そのうちカルマの解消とともに縁が切れる。(発展性や永続性のない関係ですが、関わることでお互いに人格が成長するはずです)

男性テイルと女性の火星が合。お互いに最初の出会いは刺激的。はじめのころは男性は女性に対して情熱的だがそのうち飽きてくる。この場合もテイル側は無意識に火星のやる気や情熱を妨害しがち。女性側は距離をあけてつきあうのが賢明。

女性のジュノーと男性の太陽&ヘッドが合。恋愛関係であれば結婚までつながる縁かもしれません。ジュノーは自分の権利を太陽に主張することができます。

男性のジュノーと女性の水星が合。水星はジュノーに干渉されやすく、口出しされやすい。基本天体側がしんどい。が、対外的には守ってくれるかも。

女性のアセンダントに男性の火星&冥王星の合が乗る。女性の方が男性に惹きつけられます。ちなみに女性には男性が実物より権威的で力があるように見えてしまう。火星と冥王星が合の男性は怒らせたら怖い。精神的にも体力的にもタフな人物なので、女性は気をつけるべし。

月と月がトライン。意思の疎通がスムーズで気が合う。

男性の水星と女性の金星が合。話が楽しくて盛り上がる相性。いきなり意気投合する。

男性の月と女性の太陽が合。太陽と月が逆転しているが縁は深い。女性の方が年長者であるし、月が太陽を慕う形。ほぼオーブなしの合。

男性の月と女性の金星が合。金星側が月に惜しみない愛情を注ぐ。お互いに穏やかな関係。男性側が女性に惹かれる。

火星と火星がトライン。女性側の方が男性にはまりやすい。セクシャルな関係になるとお互いにはまり込みやすい。

男性太陽と女性の火星がオポジション。女性の方が男性を魅力的に感じやすい。

ちなみに上のホロスコープには載っていませんが、女性のICには男性のベスタが誤差なく合になっています。結婚すれば男性は家庭に(生活基盤、安心できる環境)に対して、尽くしてくれると思います。何よりも家庭を優先してくれる旦那様になると思います。

テーマが解消すれば切れてしまう縁かもしれませんが、どんな縁や関係性からも学び自分の糧にしていくという前提で相手と付き合えれば、きっと太陽とテイルのつながりがある出会いも悪いことだけではないはずです。

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シナストリーを総合的に見て

ノード軸が重なっていることで縁が深いとは思います、相互補完的な縁。相性においてノード軸のヘッドとテイルが逆になって重なっていること自体にどんな意味があるのかはとても奥が深く、まだまだ私にはわからないことが多いです。

しかし軸の重なりにお互いの個人天体が絡むので、つながりはとても強いはずです。

基礎となる縁にジュノーと火星の絡みが多いので結果的に口論やケンカが多い関係になるでしょう。下手に拗らせたら厄介な関係。暴力沙汰に発展しないとも限りません。

もともとは気が合う仲ですが過去世の清算がテーマで永続的な関係ではない印象。最初は惹かれあうでしょうが、そのうち情熱が薄れていく関係に。どちらかといえば、女性側が熱くなってしまう可能性が高い。

男性の金星に対しての女性のアプローチがほぼないのが致命的に思います。 もし女性が恋愛関係を望んでいるなら押しが弱いです 。女性側の一方通行になりがちなので、知り合い程度に留めておくことが良いのではと思います。

うまくいくには、男性の金星に対して女性のライツ(太陽と月)のアプローチが不可欠だと思います。そこがないとそもそも現実的な恋愛関係が築けないことが多いです。縁は非常に強いと思いますが、男女として深入りすることはお勧めしないです。

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ノード軸はその人の人生の根幹を担っているポイント

ノード軸に絡んでくる人って、その人にとって何かしら縁のある、お互いにカルマを清算するべき相手です。清算っていうとネガティブに聞こえますがプラスのカルマも同様です。自分の太陽にヘッドを乗せてくる人との縁は、今回の人生で自分の成長や向上に貢献してくれる人。自分を大きくしてくれる人。

もし自分がネガティブに感じる御縁なら、きっと人ってそのままだと相手との関係性でも過去世と同じ事を繰り返してしまう。

悪いことをした側が今度はやり返されるっていう立場の逆転は何もしなければ起こらないのではないかと思います。された側が相手に対しての処し方を変えて乗り越えなければ、また今回も繰り返してしまうのが真実なのではないかと。また逆も然りで傷つけた側も以前と同じように相手を扱ってしまうことのないように気をつけるべき関係だと考えます。

そんなカルマを持つ人間関係にはお互いを冷静に分析する目と、違った手を打っていく工夫が必要なのでしょう。

お互いのシナストリーを紐解くと自分がどうしていくべきかの答えが見つかるかもしれません。

テーマが解消すれば切れてしまう縁かもしれませんが、どんな縁や関係性からも学び自分の糧にしていくという前提で相手と付き合えれば、きっと太陽とテイルのつながりがある出会いも悪いことだけではないはずです。

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星の夢 – hoshinoyume –