占星術

個人天体とドラゴンテイルが重なる御縁について考える

ドラゴンポイントについては、まだまだ検証と勉強が必要だと思っています。しかし「ドラゴンヘッドを重ねてくる人は自分の向上や発展の援助をしてくれる人であり、ドラゴンテイルを重ねてくる人は自分の自己実現の妨害をしてくる人である」 結論を言うと、これは真実だと思っています。しかし、テイルを重ねている人が意識的にそのような妨害をしているわけではなくて、何かの計らいによるものだとも思います。

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テイルが天体に否定感をもつ理由

ノード軸(ドラゴンヘッドとドラゴンテイルを結ぶ軸)というのは、その人の人生の流れの根幹になる軸です。過去から未来への時間軸。人生での体験や経験は魂の向上のためにあるということを前提にした考え方です。

人はテイル(過去にやりつくした事、慣れていること、十分にそのポイントが表している事象に対してのスキルがあり得意分野)から、未開の分野、まだまだ伸びしろがある分野(ヘッド)へと移行していく過程で、魂が磨かれていくのだと考えます。

安易で楽な人生を歩もうと思えば、慣れ親しんだ場所に居続ければよいのですが、そうすることを阻止してくるような人生の流れがあり、その流れに人は無意識に動かされている。テイルはそこにとどまってはいけない場所だからです。

だからこそ、自分のテイルの場所に個人天体を重ねる人に対しての否定感を持ち、悪気はなくても無意識にそのような(否定、妨害)行動や態度に出てしまうというのが理由だと思います。

どの個人天体と重なるかで、否定する事象は変わります。

自分のテイルに水星が重なる人の知性や知識や価値観に対して受け入れられないという感情が自然に湧いてくる。

自分のテイルに金星を重ねる人の美意識や感性や愛を受け入れられない。

太陽が重なれば、その人の人格自体に疑問や否定的な見方をします。

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ノード軸に関わってくる縁

ノード軸は非常に強力な縁を引き寄せるポイントですので、個人天体がからむ相手との縁はすぐにできやすく、また最初は仲良くなりがちですが、テイルに相手の天体が重なる場合は時間が経つにつれて上記のような感覚がふつふつと湧き上がってきます。

天体側にしても、だんだんと受け入れられていない感じや否定されている感じを否めなくなってきます。

このタイムラグがお互いに重要な時間です。テイル側は自分の感情に任せて相手に接してしまうでしょうが、天体側は否定されている感覚に負けずに、自分自身と向き合い自分の天体をより強化していくような努力が必要です。乗り越えなくてはいけない状況に、良い意味で自然に追い込まれていくかもしれません。しかし、その先で、パワーアップした自分を手にすることができます。

ときに、自分をとるか、相手をとるかといった厳しい選択をしないといけない人もいます。

結果的に袂(たもと)を分かつことになっても、仕方ありません。

かならず天体側は自分自身を優先すべきです。天体側が自己を実現していくことに意味のある関係性なのですから。

このように考えていくと、関係自体に発展性・永続性はなくても、二人が関わることによって天体側にもたらされるのは本人の成長・向上・発展です。テイルが天体側に否定的な接し方(テイルにそうしている自覚がないにしても)をしたとしても、大きな意味ではテイルは天体側に貢献してくれていると言えるでしょう。 テイルの使命は、天体側が自身を強化していくことと、自己実現していくことへの貢献をする事です。どのような立場の関係でも、紆余曲折があっても、個人天体とテイルとの関係は結果としてこのように決着していくと思っています。
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この出会いは因縁なのか

もしこれが過去世の出来事の清算であると仮定するのならば、借りがある、償うことがあるのはテイルの持ち主のほうである、と考えます。

なお、基本的にこの関係は長く続くとは思えません(特に天体側が太陽の場合)。

天体側の成長や向上にテイルが長く関わり貢献する必要のある御縁でない限りは、天体が‘’あるテーマ‘’を乗り越えた時点で解消される関係だと思います。

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星の夢 – hoshinoyume –