以前から交際の報道がされていた菅田将暉さんと小松菜奈さんがご結婚されましたね。
二人のシナストリー
チャートはAMATERUで作成しています。出生時間は不明。内側が菅田さん、外側が小松さんです。
菅田さんはネットに出生時間がありましたが信憑性に欠けるため、今回はお二人とも正午生まれとして見れるところまでみようと思います。
そして菅田さんの月のサインは夕方以降(17時頃）になると魚座になります。
お人柄から見ても月は水瓶座だと思いますので、夕方までの出生時間であると仮定させていただきます。
菅田さんは、広くとれば太陽・月・土星が合の範囲ですが、太陽と月・土星はサイン違いの合です。
教科書通りの地味で真面目な月と土星の合の要素が社会的な活動には目立たないのかもしれません。
もともと根は非常にまじめで地味なタイプなのでしょう。
まず目立つポイントとして
① まずは男性の月と、女性の太陽の合。
男性側が太陽の方が良いという意見もありますが、このご時世、女性が男性を支えるのが当然というのはナンセンスです。
太陽と月が重なるというだけで、二人の強い絆を意味しています。
代表的な結婚の御縁だと思います。
② また男性の太陽に女性の火星が合。
お互いにエネルギーを与えあえる、そんな関係です。
すぐに親しくなれるでしょう。
この場合は火星側の押しが強くなりますがお互いに惹かれ合う関係であることにかわりはありません。
この①水瓶座の月と太陽の合、②魚座の太陽と火星の合が一番目立つポイントで、気が合うポイントであると思います。
このサインの境目のパーソナルプラネット同士の合は面白いですね。
恋愛相性をみる
お互いの金星同士がオーブ6度で合の範囲内であることがわかります。
以前にも記事に書きましたが、こちらも結びつきが強くなる要因の一つです。(ちょっとオーブが広いですが）
ちなみに、報道を見ると男性が女性にゾッコンであるようで、もしや女性のリリスに男性の月or火星が合なのかと思いきや、確認するとそうでもありませんね。
いつも使わせて頂いているAMATERUさんのホロスコープではリリスは真位置を採用されています。
しかしアストロディーンストではリリスは平均位置を採用していて、女性のリリスは平均位置では蟹座の15度まで移動します。
そうなると男性の火星とオーブ7度くらいまで近づきますが、これを採用するのはちょっと無理があるので今回リリスの登場はありません。
リリスについて参考になる記事→こちらをクリック
相性に一番大きく影響を与えている点は、お互いの金星の合と、男性の火星、女性の木星でTスクエアが形成されていることではないでしょうか。
そして男性の木星も含めるとグランドクロスを形成します。
女性の出生時間によっては、女性の月もこのグランドクロスに巻き込まれます。
グランドクロスを細かく紐解く
女性の金星に男性の木星がオポジション、女性の木星が男性の金星にスクエアになっています。
金星に絡む木星はソフトアスペクトであれ、ハードアスペクトであれネガティブな要素の心配はありません。
ハードだと木星が金星にゾッコンになりやすく、結果的には恩恵を与え合う形にはなるとしても木星側がどうしても金星に振り回される、尽くす形になるケースが多いです。
しかしこのお二人の場合は、お互いに類似アスペクトがあるので、いい感じに相殺されて、良い意味が強調されますね。
（※女性の出生時間によっては女性の月と男性の火星のオポジション、男性の月と女性の火星の合も含んできます。）
シナストリーでは、お互いの間に類似のアスペクトがあればあるほど、結びつきは強くなります。
金星・火星・木星のグランドクロスは、二人のお互いに対しての恋愛感情の強さと関係自体の結びつきの強さを十分に示しています。
もし女性の月も含まれてくるとその意味合いは段違いに強くなるでしょう。
この辺りをみると、男性のみならず、お互いに惚れ込んでいるのだということが容易に想像できます。
心配な点は…
菅田さんはもともと月に冥王星がスクエアで、その月に太陽が乗る女性との結婚です。
ということは女性の太陽には男性の冥王星がスクエアで絡みます。
そして男性の太陽にも女性の冥王星がスクエアになっています。（どちらもオーブはタイトです）
普通に読めば、かかあ天下(女性が強くなりやすい）の関係ですし、お互いに相手の影響で思わぬ人生の方向転換を余儀なくされるようなことが結婚生活で起こる暗示です。
相手と結婚することで波乱万丈とはいかないまでも、決して穏やかではない生活になることが予想されるシナストリーです。
また女性のネイタルチャートでは火星と冥王星がもともとスクエアです。
その火星に男性の太陽が乗っかっています。
ケンカになると激しくなりそうです。
しかし同じようなアスペクトをお互いがもっていること自体、縁や絆が深いということです。
ともあれ、どんな夫婦の相性にも、ハードなアスペクトの絡みはありますので、気にすることはないかもしれませんが(笑)
末永くお幸せに～♡