占星術

吉永小百合さんのホロスコープ(映画「最高の人生の見つけ方」での共演①)

昨日、日本アカデミー賞の授賞式がありました。天海祐希さんはノミネートされましたが、最優秀助演女優賞は逃しました。でも天海さんはインタビューの中で、吉永小百合さんと共演できたことに対して涙を流しながら、共演は貴重な経験だったことや吉永さんに対しての熱いリスペクトの気持ちを語っておられたのが印象的でした。

吉永小百合さんは昭和から一時代を築いた大女優で、出演した映画は100作以上。突出した類まれな美貌と可憐で気品のある立ち居振る舞いで一世を風靡し、今でも第一線で輝き続ける女優さん。女性でも惚れてしまうような魅力の持ち主です。御年74歳でもその美しさには目を見張るものがあります。
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吉永さんのホロスコープ

AMATERUで作成しています。出生時間は不明。

太陽は木星とオポジション。ちょっとおっちょこちょいで下手をすれば傲慢になる傾向がありますが、基本はいい人です。経済的な豊かさに関しては貪欲になり野心家であるため、仕事に生きる人で社会的な成功もしやすい。

水星はアスペクトがとても多く、海王星とはオポジション、土星とスクエアでTスクエアを形成。また天王星とセクスタイル、冥王星とトライン、三惑星で小三角を形成しています。頭脳明晰で非常に頭のいい人、知識の習得力も素晴らしく集中力も抜群で、学者や研究職に向く資質です。

しかし妄想癖もあり夢見がちで考えがまとまりにくいという面もあるかなと思いますが、水星天王星海王星冥王星はクレイドルという複合アスペクトになっていて、頭脳の良さ、キレには卓越した目を見張るものがあるのではないでしょうか。

女優の仕事にも、ある意味職人や研究者のような姿勢で挑み続けてこられたのかもしれません。

出生時間がわからないので月の位置は正確にはわかりませんが、見た目の印象や物腰や所作から土星とはトラインで金星とはセクスタイルで3つの惑星で小三角ではないかと感じます。午前中のお生まれではないかと。

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本来の場所にいる、とても強い金星

金星ですが、牡牛座の0度の生まれ。

この度数が彼女のすべてを物語っているような気がします

牡牛座の守護星は金星です。なので本来の位置にある居心地のいい場所にいる金星です。また0度とは他の度数と違って特異な点であり、その星座の性質が純粋に顕著に表れる度数です。美意識にあふれている度数です。

サビアンでは牡牛座の1度なので、その度数が象徴するものは「才能に恵まれ強い個性があり、遺伝的に受け継いだ良いものが存分に発揮される、容姿端麗な美形の家系である」etc…

彼女には牡牛座0度の金星というのがぴったりだと思うのです。

以前彼女の自叙伝を読んだことがありますが、小さい頃は家庭の経済状態が非常に厳しく子役として働き家族を支えていたことや、女優業でもいろいろな苦労や困難を乗り越えてきたこと、声が出なくなってしまった闘病の時期や長く続いた両親との確執...。

そんな中、常に凛とした気品と美しさだけはゆるぎなく保ち続けた吉永さんは相当強靭な高い位置にある金星をお持ちなのではないか、と思います。

また小さい時の金銭的な苦労が太陽と木星のオポジションにあらわれているように思います。そういう性格が表出するような家庭環境に生まれることが人生の初期設定だったのかなぁと思います。苦労することでより経済的安定を求めることに貪欲になる、というように。

いろいろな経験をして魂を磨いていくのが人生の目的であって、運命は決して決まっているものではありません。努力していくことや工夫していく姿勢を持てば乗り越えていくことができる。

しかし生まれ持った資質や個性はホロスコープに現れていて特に人生の初期にはそれに振り回されることでしょう。

でも経験から学んで何かを得たり克服すれば来世にはネガティブな要素が減っていたり、よりスムーズな要素が増えているバージョンアップしたホロスコープを持って人は生まれてくるのかなぁと思うのです。

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