13歳の年の差婚です。お二人のホロスコープ上での相性を見てみましょう。
二人のシナストリー
※ホロスコープにあらわれていることを読みます。実際の人物像については推測の域をでません。
とても分かりやすいのは男性の月に女性のドラゴンヘッドがコンジャンクション(合)であることです。
御縁の強さが感じられます。
女性の海王星は男性の太陽・火星の合へトライン。
その海王星は男性が何時に生まれていても男性の月に対してトラインの範囲内で、グランドトラインを形成します。
女性の海王星が男性の木星に合になりますが、博愛主義や理想主義がもっと拡がっていき幸運にも恵まれやすくなります。
イマジネーションや直観力がより働き、芸能の世界で生きる人にとっては非常にプラスの影響を与えてもらえるでしょう。
しかし海王星は運行速度の遅い星なので奥様と同じ世代の人からは、同じような影響をもらえるということでもあります。
個人天体の絡み
男性の太陽・火星の合と、女性の太陽・土星・水星のステリウムがスクエアとなっています。
女性は自身の太陽と土星が合なので、地道で真面目で堅実な性格です。
土星は父親や年長者をあらわしますので年の離れた結婚相手でも彼女にとってはしっくりしていて自然な事なのでしょう。
女性の土星が男性の太陽とスクエアになりますので、男性側は女性の過干渉や束縛に対してうるさく思う可能性もあります。
しかし太陽と土星のアスペクトは持続性をもたらすので、ご夫婦にはよく見られる絡みではあります。
また女性の太陽と男性の火星、女性の水星と男性の火星がスクエアになるので、ここはなかなか難しい。
男性側のわがまま態度や振る舞いに女性はイライラしたり反感をもちやすい。ケンカにもなりやすい相性で、きっかけをつくるのは大抵が男性側です。
恋愛相性としては、男性の金星と女性の火星がタイト(誤差1)なスクエア。
男性の金星と女性の太陽がタイト(誤差0.2)なセスキコードレート(135度)。
男性の火星と女性の金星がタイト(誤差0.9)にクインタイル(72度)。
お互いの金星同士がタイト(誤差1.8)なトラインです。
男性の水星は女性の金星とスクエア、火星とタイトなセクスタイルです。
また出生時間が何時であっても、お互いの月にお互いの冥王星がアスペクトをとります。
男性の月に女性の冥王星がオポジション、女性の月に男性の冥王星がトラインです。
まとめ
タイトなアスペクトが多いというだけでも、御縁が深いことの要素であると言えます。
しかし全般的に穏やかではない御縁だな、というのが感想です。
ゆっくり、ゆったり、ほのぼのと一緒に過ごす、というような感じではないという意味です。
結婚する前と、した後では、お互いに対しての印象が大きく変わったのではないでしょうか。
男女としての惹かれ合いはとても強いですし、お互いに強い影響を与え合う二人ですが意思の疎通が少し難しいかもしれません。
良かれと思ってしたことを、相手が好意的に受け取ってくれないというようなちょっとしたイザコザが多いような生活になりやすいと思います。
しかし、年の差が大きく、男性が成熟した大人の年齢域に達していれば、心に余裕をもって、十分に相手を理解するための努力や気遣いができるのではないでしょうか。
そう努めていくことで、良い関係を続けていけるホロスコープであると思います。