新垣結衣さんは、透明感があり、純粋、可憐などといった言葉がよく似あう,とっても美しい女優さんですね。
老若男女が惹きつけられるすごい魅力の持ち主です。
どんな男性と結婚するのだろう?いや、結婚はしないのかも…、そんな風に思っていました。
だって、あまりにも難攻不落の城のようでしたから。
しかし、このたび、星野源さんと御結婚されることになったそうです。
おめでとうございます🎊パチパチパチパチ!!よかったよ~!
新垣結衣さんのネイタルチャート
双子座に太陽・金星・水星のステリウム
双子座が強調されています。
まわりとコミュニケーションをとるのが上手く、自由な感性でいろいろなことに興味を向けます。
何事にも縛られるのは嫌いです。
1人との深い付き合いよりは、沢山の人との浅く広い付き合いを好みます。
また知性が高く博識な男性に惹かれます。
恋愛には知的な会話が弾む関係を求めます。
そして本来の位置にある水星は、理解力、処理能力、言語能力の高さを示していますし、金星と絡むことで、その能力はさら高くなります。
洗練された話術、センスの良さ、芸術や音楽への造詣も深く、その楽しみ方を知っている人です。
ステリウムは10ハウスに在室
太陽・金星・水星は10ハウスにあります。
10ハウスは職業・仕事・社会などをみる部屋です。
個人天体のステリウムがあるということは、自分の中で仕事や社会に対する気持ちの比重が大きいということでしょう。
そしてこのステリウムはアセンダント(ASC)とセクスタイルです。
アセン(獅子座)のルーラーは太陽です。
太陽とアセンダントとの調和は、自分の個性や魅力を活かす仕事でうまくいくことを示しています。
また、水星・金星は5室の天王星・土星から刺激を受けていますが、この天王星・土星もアセンとトラインで調和がとれています。
肝心なところで、ちゃんと調停(オポジション関係の2天体をトラインとセクスタイルがとりもち、緊張を緩和します)になっています。
“一見悪いようでも、結果悪くない”とでも言いましょうか。
調停(メディエーション)という複合アスはそんな感じです。
魅力的な月
月は牡牛座です。この月は冥王星とオポジション、5室の海王星とトラインで調停の形になっています。
また月は魚座にある火星・ドラゴンヘッドのコンジャンクションと5室の海王星とともに小三角(ミニトライン)を形成しています。
5ハウスの海王星がキーポイントですね。
5ハウスは趣味・恋愛・遊び・自己表現をあらわす部屋ですが、ここに海王星が位置しているということから、イマジネーション(夢や幻想)、創造することが好きで演劇、音楽、芸術の世界に向いている資質の持ち主であるということがわかります。
月に冥王星がオポジションで絡むので、お見かけした感じよりは激しい感情の持ち主ですね。
かなり根性がすわっている、、、強いです。
ここでは深堀りはしませんが、月が冥王星とハード(コンジャンクションも含む)で絡む人は、独特の凄みといいますか、圧力がありますね。
必ずしも常に周りから好意的に受け止められるものではないです。
しかし芸能界で生きていくには有利なアスペクトだと思います。
月・火星・海王星の小三角は、繊細でロマンチスト、インスピレーションや優れた想像力、高い感受性といった象徴に火星の勢い、情熱、行動力、躍動感などが合わさって、とてもイキイキとしたキラキラとした内面世界がイメージ出来ます。
あらゆる芸術活動に活かせる資質です。
このように内容に溢れた魅力的な月が位置する牡牛座のルーラーは金星です。金星は10ハウスに在室しています。
この金星は才能や魅力に溢れた金星です。
そして、彼女自身をあらわすアセンダントと調和しています。
これらの要素だけを鑑みても、この人物は非常に魅力的であり、その個性を活かした仕事で成功することがネイタルチャートにしっかりと刻み込まれている、とわかります。
またドラゴンヘッドが7ハウスにあるということは、パートナーシップについて学ぶ課題をもつ魂であるということです。
より近しい人との関係から学ぶことが、この人生の大きなテーマなのです。
それゆえに、どちらにせよ新垣さんは必ず誰かと結婚(or事実婚)する流れになったのでしょう。
そこに積極的に取り組むことで得るものが大きいのですから。
二人のシナストリーチャート
星野源さんのチャートについてはこちら
縁の深さがわかる太陽と月
一般的に夫婦のシナストリーに多いといわれる、太陽と月のオポジションもしくはコンジャンクションはありません。
しかし、もともとある男性の太陽とドラゴンヘッドのオポジションの軸に二人それぞれの月(男性の正確な月の位置はわかりませんが、何時に生まれていても範囲内であると思います)がスクエアで絡み、グランドクロスを形成しています。
また月同士がオポジションの関係で男性の月は女性の冥王星とコンジャンクションです。
性格は正反対で、たまに相手を理解できなくなりますが、実はこれもとても惹かれ合う、縁が強い要素です。この場合は強く惹かれるのは男性側ですね。
二人でつくる美しいカイト
女性の太陽・水星・金星のステリウムと、男性の水星・火星・冥王星でグランドトラインができます。
恋愛相性に大切な個人天体が調和していますね。
冥王星も絡むので、とても情熱的で濃厚な男女関係がイメージされます。
さらに女性の木星と男性の金星がタイトなトライン。男性の水星・火星のコンジャンクションは女性のDSC(ディセンダント)とコンジャンクションです。
アングルに対しての個人天体のコンジャンクションも縁の強さの要素の一つです。
さらに女性の双子座の金星は恋愛において会話をとても大切にしますので、水星同士がトラインで結ばれていることも関係がスムーズにいくためのとても大きな要素です。
さらにそのグランドトラインは男性の海王星を含めてカイトをつくります。
男性の海王星は女性に夢を見せます。
女性はそれにのめり込んでいきます。
たとえ厳しい現実があろうとも、二人でいれば楽しい、夢がみられる、そんなロマンティックなうっとりするような関係です。
男性にとっても自身の芸能活動・創作活動において、この海王星はとても大事な天体です。
この海王星をさらに刺激し鼓舞してくれる人、それがオポジションの太陽・水星・金星をもつ女性、その人です。
日頃私が思っている、恋愛においての天体の象徴を考えるときに、‘’二人にこんな要素があったほうがいい‘’とか、‘’二人はこんな関係性のほうがよい‘’、といったシナストリーのアスペクトが、理想に近い状態でそろっている、それが新垣さんと星野さんのシナストリーチャートです。
ちりばめられたクインカンクス(150度)の関係性
二人のシナストリーのホロスコープの中で緑の線はすべてクインカンクスです。
とても多くて、ヨッドが3つ出来ています。
クインカンクスはケンカしながらも、別れることはしないカップルになぜか多くみられます。
そしてヨッドは結婚生活がともすれば修行になるような夫婦に多くみられます。
しかし異質な要素を結びつけることで新しい展開が訪れ、お互いが乗り越えた先に大きなものを得ることができる、そんな恩恵のあるアスペクトでもあります。
惹かれ合って結ばれるだけではないのが夫婦の縁
星野さんと新垣さんのシナストリーは、男女としても人間同士としても、非常に理想的な相性で構成されています。
また運命の拘束力によって、良くも悪くもがんじがらめにされている二人です。
絆が大変深く、この先に二人の関係が切れることなどないと断言できるほどの縁で繋がれていることがあらわれているホロスコープです。
①相性がとても良いこと ②御縁が強いことを示す表示もホロスコープ内にあること ③二人で乗り越えるべき課題もしっかりとホロスコープに示されていること
相手との縁にこのような表示がある場合は、関係を継続しながら、相手と協力していくことができます。
誰もがこのようなシナストリーの相手と結ばれることができるわけではありませんが、‘’努力することで大きな実りが得られる‘’、夫婦はそんな関係であるほうが良いと思います。
「石の上にも三年」という言葉がありますが、やはり簡単に別れてしまうようでは夫婦としての醍醐味は味わえません。
ともに長くいることでしか到達できない境地もあります。
私が思う夫婦の理想的なシナストリーとは、個人天体同士のソフトな表示もハードな表示もホロスコープの中にてんこ盛りの状態になっているもの、そういうものです。
星野さんと新垣さんのシナストリーチャートはまさにそういうものなのです。
※最後まで読んでいただいてありがとうございます。あくまでも個人的なホロスコープの解釈です。お二人の幸せが末永く続くようにお祈りしています。