占星術

西洋占星術とリアルな世界の変化

いま現在世界はトリプルグレートコンジャンクションの影響の真っ只中です。木星と土星と冥王星がコンジャンクションするのは非常に稀な現象だそうです。何百年かに一度。この3天体が集う時には社会自体の構造が変ったり、既存の常識やルールや価値観が壊され創りなおされるなどの歴史の中でもとても大きな変化が起こるといわれていますが、まさにいまがその時ですね。3天体ともスムーズに移動していくのではなく順行したり逆行したりしながら付近を行ったり来たりします。引っ付いたり、離れたり。完全に抜けきるには時間がかかります。しかし今年の年末からは、だんだんと離れていくでしょう。

リアルにこの変化に世界中の人が巻き込まれています。映画ではありませんね。

いたって現実のことです。

今日のホロスコープ。2020年7月15日に3天体は山羊座に集まっていて、木星は22度、冥王星は23度、土星は29度に位置しています。

 

スポンサーリンク

影響を強く受ける人

特にコンジャンクション、オポジション、スクエアは受ける影響がキツイ。

山羊座(コンジャンクション)、蟹座(オポジション)、牡羊座と天秤座(スクエア)

これらの星座に、ネイタル(誕生時のホロスコープ)で個人天体(おもに太陽・月)が位置している人は、受ける影響が強くなるでしょう。

特に太陽。世の中の動向を高みの見物で見ることはできず、自分のリアルな人生に大きな変化の直撃を受ける可能性が高い。

社会の変化の影響をまともに受けるのが、この星座の人達です。

個人的な領域だけではなくて世界中も変化していく中での出来事なので、あとで人生を振り返った時に忘れられない時期になるでしょう。

冥王星は非常に公転周期が長い星なので、誰もが自分の太陽とトランジットの冥王星とのコンジャンクションやオポジションやスクエアを経験できるわけではありません。生まれてきても一度も経験せずにあの世へ帰る人もたくさんいるはずです。ましてや今回のトリプルグレートコンジャンクションは影響力の強い御三家が三つどもえでやってきたのですから、稀有の一言ではかたづけられないほどの珍しさではないでしょうか。
 
スポンサーリンク

個人に強く影響する時期と対処

トランジット(ある時点の天体の位置から読み解く方法)ではオーブは1~2度程度の範囲。

ですので自分の太陽に3天体(主に冥王星)がタイトにコンジャンクションやオポジション、スクエアとなる時期は、何かしらの岐路に立つ時です。

冥王星の影響下で起こる変化の特徴は、自分から望んだものではなく、周りの環境や事情により、変化せざるを得ない状況に追い込まれるということです。

いうなれば、怖いのはまさにココです。想定外、急な変化が怖いだけ、私はそう思っています。

今までの個人としての信条、価値観、対処の仕方、スタンスのままでやり過ごそうとすればとても生きずらい状況に囲まれてしまう。

立ちいかなくなる。

そんな環境の大きな変化を乗り越えていくために大きく変えるべきは、精神性です。

変えていくのは考え方や見かた。

見栄や外聞を捨て去り、対処の仕方を工夫していくことによって乗り越えていけばこの変化の時期が過ぎ去った時に大きなものを得ることができると確信します。

新型コロナウイルスの第二波到来か、といわれている今日この頃、まだまだ予断を許さない状況が続ていますが、世界が大きく変わる時こそ、個人の変化もつけやすいので今のこの時期に自分の生き方を今一度見つめなおさねば、と思います。

スポンサーリンク
星の夢 – hoshinoyume –