恋人同士。一度別れてもまた復縁?
男女としての復縁とならないまでも、相手に対しての親近感や好印象が消えず、人生の中で何度も関わる御縁。そんな二人はどんなシナストリーをもつのか考察したいので、以前お付き合いがあり、最近一緒にYouTubeチャンネルを開設されたたむけんさんと鈴木紗理奈さんのホロスコープを見てみてみましょう。
いつもの通り、あくまでお二人のホロスコープの上での相性の考察です。
実際のところがどうなのかは当然ながらわかりません。仲の良さはホロスコープ上にはっきりと示されているのでしょうか。
二人のシナストリー
出生時間がわかりませんが、月同士はコンジャンクションの範囲だと推測します。そうすると紗理奈さんの金星リリス月のコンジャンクションにタムケンさんの月が乗っかる。
非常に相性の良い関係です。そしてきっと惚れ込んでいるのは男性側です。
月がリリスに捕まると、強い引力を感じて逃げられない。それは深い深いところからくる感情を引き起こします。
なおかつ女性側の金星は男性の月に愛情や癒しを与えてくれる存在です。それだけでも男性側の女性に対しての好感度はとても高くなります。
女性の火星と男性の金星がコンジャンクション。これは恋愛相性の筆頭の要素です。情熱的な恋愛感情をお互いにもたらします。
女性側の金星には、男性の冥王星と木星がトライン、海王星がオポジション。
女性は男性とともに過ごす中で、いろいろな恩恵を受けることができるし惹かれもします。そしてロマンティックで夢見がちな感情をもつことができるので、過ぎ去った日々でさえも、良い思い出として心に留めることができます。
海王星は現実をぼやかしてしまうことの弊害がありますが、それは時に人にとって優しく作用することもあります。
また何時に生まれていても女性の月に男性の木星がトラインになりますし、男性の火星に女性の木星がトラインなることで、お互いに支え合うことのできる、励まし合うことのできる関係性がうかがえます。
結婚するということの本質
相性がとても良い。それは喜ばしいことですが運命を共にする相手であるかは別の問題です。いがみあって、憎しみ合っていてもずっと婚姻関係を続けている二人も世の中にはたくさん存在しています。
また結婚だけが二人の強い心の絆とも限りませんよね。籍を入れていなくても事実婚で仲睦まじい関係を継続している方々もたくさんいます。
しかし、いまの日本の社会の構造上、二人の繋がりと関係を公的にはっきりさせることができるのは入籍することでしょう。
いまだに同性婚や事実婚であれば、ともに人生を歩く二人であっても相手の人生の岐路にあたっては伴侶としての発言権はほとんどないのが実情です。
婚姻関係を結ぶと、公の場で相手の人生をお互いに共に背負うということになります。その点で良くも悪くも縛りがきつくなります。簡単には離れられない。
「結婚していますが私達は自由で干渉しない二人なので、何が起こっても相手についての責任は私にはありません」という訳にはいきません。恋愛のように、嫌になったらもう二度と会わなければよいというようにもいきません。
よって結婚する相手には恋愛相性と別のつながりがホロスコープに示されていることが多い。
太陽と月、太陽と土星、太陽とドラゴン軸etc.この辺りが絡んでこないと、婚姻関係は成立しないのではないかと、私は思います。それほどに、長い人生を共に歩くことを選択した二人には人生の課題が多いということです。
相性も良くて、なおかつ運命の後押しがある。ここが大事な点です。運命の後押しがなければ、どんなに愛し合っていても結婚できない、そんなケースは世の中にたくさんあります。
二人の復縁はあるのか
シナストリーを見ると、非常に仲の良いお二人で・あることはわかります。死ぬまで相手に対しての好印象はなくならない、そんな二人です。
でも、運命の上でギチギチの縛りがあるようには思えません。
これからの人生を生きていくうえで、お互いにいろいろな異性に出会い続けていくでしょうし、もっと御縁の強い相手に出会うこともあるはずです。
人はどうしても、魂の課題を共有する相手の方に無意識に引っ張られていきやすい。
そしてお二人がそこまでの相手であれば、最初に付き合った時に結婚まで進んでいたはずだと私は思います。
お二人のシナストリーのホロスコープにはそこまでの関係は描かれてはいない。よって、恋人としての復縁はあっても、入籍はせずにあくまでも自由な大人の関係を続けていくのではないか、私はそう思います。